出張!背景美塾 クリスタ・トレース講座 -第3回(全12回)-
出張!背景美塾 クリスタ・トレース講座 -第3回-
日本で一番有名な?アシスタントMAEDAXが塾長を務める【アシスタント背景美塾】による
写真素材からの背景トレース講座!
第3回では仕上げと全体のバランス調整を解説します。
写真素材からの背景トレース講座!
第3回では仕上げと全体のバランス調整を解説します。
トレース講座Trace course
17:ほぼ仕上げのこの段階です。ここで線画の調整をします。タッチや足りない線を足します。
線画の調整を最後にすることで、全体のバランスを最低限の手数で調整できると思います。
※画像クリックで拡大します 18:別レイヤーに分けていたビルのディティールも、「線幅補正」サブツールで線を細くしてトバし、調整します。
描画する対象物ごとにレイヤーに分けることで、建物の輪郭線などには影響なく線幅などを補正することが出来ます)。
ビルの継ぎ目、手描きのタイル、看板の中身などは、別レイヤーで描いておくと便利です。 19:ごちゃごちゃしていたので、モブと背景の間を「デコレーション」ツールの「カケアミ4カケ」サブツールでなどでホワイトをかけてボカします。
(人物の輪郭がわかりやすくなるだけでなく、背景との距離感もでます)一気にホワイトをかけるとホワイトの部分だけが浮いてしまうので、叩くようにポンポンと少しずつ描画内容を確かめながらホワイトをかけていきます。 20:奥の背景に対して、手前のモブの線画密度が足りない気がしたので加筆します。
タイルの汚しも足します。全体を見ながら、何が足りないのかを探し続けます。絵がどんどん完成に近づいていくのがわかって、とても楽しい時間です。
何が足りないのかを探すチェックポイントとしては、輪郭の強弱、人物の足元や建物の影の入れ忘れや汚しの入れ忘れといった画面が白すぎないか、逆に黒すぎないか・・・といったところでしょうか。
これでだいたい線の追加、調整が終わりました。 21:トーンを貼って仕上げます。今回は描き込み量とベタがかなり多いので、トーンはあまり貼りすぎないように気をつけます。
晴れた冬の空をイメージして、空は薄いグラデーションに、建物にかかる影も薄いグラデーションにします。
夏をイメージする場合には、もう少し濃いグラデーションで影をつくると、夏の日差しを表現できるかと思います。 22:奥の方の建物をホワイトのトーンでボカします。
これで距離感が出ますし、やはり「ライン抽出」機能で作った看板は密度が高く、画面の中で重くなりすぎてしまったので調整したいと思いました。
最後に光の粒を散らします。メーカー公式素材の「粗い水玉」ブラシなどで、全体のバランスを見ながらホワイトの粒を追加したら完成です。 23:看板などの店舗名は、今回そのまま描きましたが文字を一部変更する場合もあります。
※次回からは、線画とベタでのトレース方法と、人物に合わせたトレース方法を解説していきます。
線画の調整を最後にすることで、全体のバランスを最低限の手数で調整できると思います。
※画像クリックで拡大します 18:別レイヤーに分けていたビルのディティールも、「線幅補正」サブツールで線を細くしてトバし、調整します。
描画する対象物ごとにレイヤーに分けることで、建物の輪郭線などには影響なく線幅などを補正することが出来ます)。
ビルの継ぎ目、手描きのタイル、看板の中身などは、別レイヤーで描いておくと便利です。 19:ごちゃごちゃしていたので、モブと背景の間を「デコレーション」ツールの「カケアミ4カケ」サブツールでなどでホワイトをかけてボカします。
(人物の輪郭がわかりやすくなるだけでなく、背景との距離感もでます)一気にホワイトをかけるとホワイトの部分だけが浮いてしまうので、叩くようにポンポンと少しずつ描画内容を確かめながらホワイトをかけていきます。 20:奥の背景に対して、手前のモブの線画密度が足りない気がしたので加筆します。
タイルの汚しも足します。全体を見ながら、何が足りないのかを探し続けます。絵がどんどん完成に近づいていくのがわかって、とても楽しい時間です。
何が足りないのかを探すチェックポイントとしては、輪郭の強弱、人物の足元や建物の影の入れ忘れや汚しの入れ忘れといった画面が白すぎないか、逆に黒すぎないか・・・といったところでしょうか。
これでだいたい線の追加、調整が終わりました。 21:トーンを貼って仕上げます。今回は描き込み量とベタがかなり多いので、トーンはあまり貼りすぎないように気をつけます。
晴れた冬の空をイメージして、空は薄いグラデーションに、建物にかかる影も薄いグラデーションにします。
夏をイメージする場合には、もう少し濃いグラデーションで影をつくると、夏の日差しを表現できるかと思います。 22:奥の方の建物をホワイトのトーンでボカします。
これで距離感が出ますし、やはり「ライン抽出」機能で作った看板は密度が高く、画面の中で重くなりすぎてしまったので調整したいと思いました。
最後に光の粒を散らします。メーカー公式素材の「粗い水玉」ブラシなどで、全体のバランスを見ながらホワイトの粒を追加したら完成です。 23:看板などの店舗名は、今回そのまま描きましたが文字を一部変更する場合もあります。
※次回からは、線画とベタでのトレース方法と、人物に合わせたトレース方法を解説していきます。
制作コメントCOMMENT
アシスタント背景美塾で「トレース」講座を担当しています「北野弘務」先生にトレースのメイキングを制作して頂きました。精密な描写と描画内容に合わせた素材の利用などソフトウェアの機能を駆使して制作しています。
制作プロフィールPROFILE
制作 | アシスタント背景美塾 |
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HPアドレス |
アシスタント背景美塾(https://haikeibijuku.com/) 北野弘務(http://rudder.sakura.ne.jp/) |
twitter(URL) |
アシスタント背景美塾(https://twitter.com/haikei_bijuku) 北野弘務(https://twitter.com/heromu) |
pixiv(URL) | |
主な活動ジャンル | 初級講座(背景を学びたいと感じたら) その他、クリスタを学べるデジタル講座もあります。 |
自己紹介 | 「アシスタント背景美塾MAEDAX派」とは日本で一番有名?な漫画アシスタントMAEDAXによる背景でお悩みの方にむけた、実践型プロ志向背景教室です! |